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安宿のあさげ

今年も「大阪国際女子マラソン」開催の日がやって来た。

注目の野口みずき選手は残念ながら欠場となったが、福士加代子、渋井陽子両選手に期待を寄せる。



中間地点まで両選手とも先頭で快走するも、25kmを超えて渋井選手が後退、

その後35km地点では、後続との差を100m以上広げる、福士選手の独走となった。

しかし・・・、またもや後半で失速。



結局、残り930mの所で、昨大会で証明済みの終盤巧者、ガメラシュミルコ選手に捕まり、

最後は、23秒の差を付けられての2位となった。



結果的に、惜しくも「優勝」は逃したものの、確実に“過去2回”を払拭した走りであった。



5km地点での給水に失敗した福士選手に、自分のボトルを手渡した渋井選手共々、

42.195kmの走破を労いたい。



福士加代子選手は、青森県で陸上を始められた。

青森県と云えば農林水産業が盛んな県で、第一次産業従事者比率が全国で最も高い。

農産物、水産物に於いて、日本有数の生産量を誇る品目が多種に及ぶのだが、

「十三湖」の「大和蜆(やまとしじみ)」もその一つである。



現在日本には、この「大和蜆」の他に「真蜆」、「瀬田蜆」と3種の蜆が生息しているのだが、

「大和蜆」が、蜆漁業の漁獲高の99%以上を占めている。



「蜆」と云えば、やはり「貝汁」だろう。

そして、お気に入りの「蜆汁」は、現地で覚えた“十三湖仕立て”!

“十三湖仕立て”なんて呼び名が在るのか無いのか知らないが、

青森を訪ねて初めて味わった「蜆汁」を、拙者はそう呼んでいる。



その調味の特徴は、“塩で味付け、味噌で香り付け”と云ったところか。

配合と云うと、“塩7割、味噌3割”ぐらいか。

つまり、見た目はほとんど乳白色の味噌汁である。



初めて朝食の膳にそれを見た時、その透けた味噌汁の色に“所詮、安宿の飯はこんなものか”と、

閉口気味に口に運んだものの、次の瞬間、我が“舌”と“鼻”が唸った!

「なんだこの旨味とコク、そして香り!」



塩がしっかりと「蜆」の旨味とコクを引き出して、少量の味噌がそれを引き立てている。

“安宿の椀、天晴ではないか…”





若気の放浪癖は、時折こう云う“財産”を与えてくれたものだ。



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ロスタイムの攻防-②

12月2日午後2時、3万2千の観客が見守る「国立競技場」。

いよいよ、記念すべき100回目を迎える伝統の一戦、「早明戦」のキックオフだ。



この試合に勝てば、3校同時ではあるが“対抗戦優勝”が決まる「明治」と、

「大学選手権」出場の優位に付けたい「早稲田」との、双方“絶対に負けられない”試合である。



前半は、先制トライを決めた「明治」が好スタートを切り、「早稲田」が追いかける展開となった。

19-13の「明治」リードで後半に入ると、今度は「早稲田」が一気に攻め立てる。

2分、10分、13分と立て続けにトライを奪い形勢逆転、19-32と「明治」を突き放す。

その後は、双方ミスやペナルティーを散発するも一進一退の攻防を繰り広げ、

26-32のスコアでロスタイムに突入、「明治」絶体絶命の「早稲田」ボールのブレークダウン。



その時、“重戦車”が火を噴いた。

それはまるで、故「北島先生」の声が聞こえた様だった。

「前へ!」・・・



「明治」FWがターンオーバーし、一丸となって激しいアタックを連続。

BKに展開してトライを獲り切り、GKも確実に決めた「明治」の“大逆転勝利”である。



「選手たちを誇りに思う」と涙した「吉田監督」のコメントに、感銘の涙がしばし止まらなかった。



その「吉田義人監督」、秋田県のご出身であられるのだが、

こう寒い日が続くと、とても恋しくなる秋田の鍋料理がある。

そう、ご存知「きりたんぽ(鍋)」だ。



欠かせないのは「鳥肉(比内地鶏)」、「牛蒡」、「芹」、「白葱」、「舞茸」。

このどれが欠けても「きりたんぽ」とは認めないし、

逆に、風味が変わってしまう故これ以外は無くてもいい。

足すとすれば「糸蒟蒻」と、これは邪道だが「豆腐」ぐらいなものだ。



具材の鳥は、=「比内地鶏」と認識されているようだが、実は定義は無い。

大館市のとあるメーカーの仕掛けがまんまと当たって広まっただけで、本来鳥肉なら何でも良い。

とは云うものの、鶏肉ならやはり地鶏の親鳥クラスでないと旨味が足りないのも事実で、

そう云う意味でも、美味い出汁が取れ堅くなりにくい「比内地鶏」との相性の良さは否めない。



個人的には、お気に入りの“我流きりたんぽ”がある。

本場、地元では絶対やらないだろうと思うが、「鴨ロース」を使うのだ。

そして昆布と鰹で引いた“和風出汁”をベースに「東丸」と「味醂」で調味した、

所謂「寄せ鍋」や「すき鍋」の“地(鍋汁)”で頂く。



初めはあっさりとした味わい、だんだんと「鴨ロース」の旨味と脂が鍋汁に溶け込み、

最後はかなり濃厚な味にと変化して行く。

この辺りで“邪道”の豆腐を入れるのが又、お楽しみの一つである。



さあ果たして、「吉田監督」は何とおっしゃるだろうか。


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ロスタイムの攻防-①

秩父宮で“キックオフ”の笛が鳴らされた1日14;00の同じ時刻、

「近鉄花園ラグビー場」では、もう一つの“ホイッスル”が鳴り響いた。

「関西大学Aリーグ」の最終戦、「天理 VS 同志社」の試合だ。



昨年度、宮本勝文監督の下“関西2位”と、見事に復活を遂げたかに見えた「同志社」だが、

本年度は2勝4敗と揮わず、この試合が「大学選手権」出場の“最後のチャンス”となった。

一方の「天理」はこれまで全勝で、既に“関西三連覇”を決めている。



試合の方は、双方ミスが目立つも一進一退の攻防を繰り広げ、

29-27の「同志社」リードで迎えた後半ロスタイム、「天理」が痛恨の“ペナルティー”!

「同志社」がタッチに蹴だし、ボールをキープさえすれば逃げ切れるマイボールラインアウト。



しかし、“勝利の女神”は「天理」に微笑んだ。

「同志社」HOがボールをスローしたと同時に、「天理」のFLが猛然とジャンプ、

しっかりキャッチし、一転「天理」の怒涛の連続攻撃が始まる。

最後はWTB宮前君がトライを決め、“奇跡の逆転勝利”を収めた。



“奇跡の・・・”と、中継アナウンサーの言葉を借りたが、決して“奇跡”などには見えなかった。



最後のラインアウトのFLのジャンプには何の躊躇いも見られず、

連続攻撃中の「天理フィフティーン」には、勝利を確信する揺ぎ無い“自信”が漲っていた。

勝つべくして勝った「天理」の勝利だろう。



さて、「天理大学」のある「奈良県」は、古くから“日本酒発祥の地”として知られている。

現在も、大小32の蔵元が酒造りを営んでおり、盆地ならではの風味を醸し出している。

“淡麗”好みには些か敬遠されがちの様ではあるが、米の味がしっかり味わえる品種が多い。



ここ数日、真冬並みに冷え込む日が続いているが、

こんな夜の“晩酌”には、「貴仙寿 辛口」なんかを燗で呑るのがいい。

最初は“上燗”で体を温めて、温もってきたら“ぬる燗”でちびちびと・・・。

寒い夜の“正しい過ごし方”である。



そして明日は・・・「早明戦」!


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国立大初優勝!

1日の土曜日、「秩父宮ラグビー場」では「関東大学対抗戦」の最終戦が行われた。

ここまで全勝で既に“二連覇”を決めている「帝京大学」と、

一敗でそれを追い、勝って“同時優勝”を狙う「筑波大学」との一戦だ。



結果は、予想に反して「筑波」の快勝!

終始試合の主導権を握り、プレッシャーを掛け続けた「筑波」に対し、

「帝京」は前半からミスを繰り返し、後半になっても修正出来ないまま“ノーサイド”を向えた。



「筑波大学」、創部89年目の「初優勝」であり、「国立大学」としても初の“対抗戦制覇”である。

「大学選手権」での更なる飛躍を期待して已まない。



89年前と云えば、日本は「大正13年」。

このころ鹿児島では、焼酎の原料用に「げんち芋」と云う品種が盛んに造られていたそうだ。

ところが戦後、「黄金千貫(コガネセンガン)」の普及により姿を消し、

いまでは“幻の芋”などと呼ばれているらしい。



この「げんち芋」を自社栽培で復活させ、甕仕込みにこだわった焼酎がある。

「鉄幹」で有名な「オガタマ酒造」の「さつま げんち」と云う焼酎だ。



10年程前だったか、ある人に奨められ、初めてこれを手にした時、

“幻のげんち芋を使用した超限定酒”なる触れ込みに、“またか”と辟易した事を憶えている。

と云うのも、当時“焼酎ブーム”の真っただ中だったもので、

色んな蔵元が次々に新商品を出しては、大層なキャッチフレーズを掲げ、

中身の伴わない物も多く出回っていた為、少々閉口気味だったのである。



さて、いざ味わってみる。

「生」で・・・、“うん、うん、中々いける!”

「ロック」・・・、“それ程でも無いかな・・・?”

「水割り」・・・、“完全に腰砕け×”

ほぼ見切った感が否めない。



そして「お湯割り」…、“んっ?”・・・・・“ウマ~い!”



「さつま げんち」の「お湯割り」は、正に“絶品!”であった。



酒の味と云うものが、呑み方ひとつでこれだけの変化があるものかと、改めて再確認させられた。





今夜は冷え込みそうだ。

熱めの「げんち」を“千代香(ぢょか)”で呑りながら、「花園」の方の試合を観る事にしよう。



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昨日は、久しぶりに絵画鑑賞を楽しんだ。

前日の“夜釣り”で、少々疲れ気味なのは隠せなかったが、

紅葉具合も視てみたかったので、午後の京都に繰り出した。



お目当ては「大エルミタージュ美術館展」。

京都市美術館らが主催する展覧会で、関西の美術展では今年最大とも云えるだろう。



総数300万点を超える所蔵品を誇る、世界有数の美術館だけに、

今回の展示作品も、16世紀から20世紀に至る歴史的背景や画の変遷が見て取れ、

400年に亘る西洋絵画の精髄を堪能できた展覧会であった。

特に、“赤”の使い方が、時代を追って顕著に変わって行くのがとても興味深かった。


鑑賞の後は、色づき始めの紅葉を横目で見ながら鴨川辺りまでもどり、

気が付けば、馴染みの「先斗町」に足が向いていた。



四条通りの程近くまで下った辺りで、沢山の魚拓を張り出した“海鮮居酒屋”っぽい店が目に付き、

少し覗いて見ると、大好きな「田酒」を棚に見つけ、即決して入店した。



広めの店内は、吹き抜けの大衆酒場の様な雰囲気で、

通されたテーブルに付いて、メニューを眺めて“ギョッ”とした。「高ッ!」



“ミナミ”の相場で云うと、「日本酒」と「焼酎」は約2~5倍、

魚中心の料理メニューの価格は、軒並み“割烹”クラス。

「枝豆」を800円で出す店を、拙者は他に知らない。



まあ、魚は全て“日本海直送の天然物!”と謳ってあったので、

「美味けりゃいいか!」と、刺身を盛り合わせで頼んだ。値段は確か4,990円也!



しばらく待って、出て来た代物。

しょぼい盛り付けに、“連れ”はもうこの時点で“ムッ”としていたが、

よく見ると、量は値段なりに乗っていたので、またもや「美味けりゃいいか!」と箸を付けた。





もうこれ以上は書かないでおこう。

打率の低い「京都」とは云えども、久々に「怒り」を通り越して“嗤える”店に出会した。



それより気になるのは、盛り込まれていた“黒縞鰺(くろしまあじ)”なる魚。

当方、「魚界」とは長年親交があるが、そんな名前は聞いたことが無い。

何かの「地方名」か「通称」だろうが、皆目調べがつかない。

誰か教えて下さい。


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プロフィール

シブシ

Author:シブシ
大学一年の時に、腰掛けのつもりで始めたバイトがきっかけで
飲食の道にどっぷり浸かり、
紆余曲折を経て31歳で独立、
現在に至る。

【南風酒膳 庵】
大阪市中央区東心斎橋2-3-20
日宝メトロセンター12号
06-6211-0730


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